菜の花工房について

主として精神に障害があるために一般企業への就業が困難な人が、作業活動などを通じて仲間との交流を図り、地域社会において自立した生活が出来るように努めるところです。

まるで大家族が住む一軒家のような菜の花工房。この明るくおだやかな空間の中で、利用者は仲間とともに仕事に取り組んでいます。
慣れた手つきでケーキやクッキーなどを作る利用者。予約注文をすると1日・2日ほどで受け取れます。(工房での販売)
プラスチック製品の切り落とし作業。1日に数万個単位で発注される部品を根気強く切り落とし、完成度の高い仕上げを行っています。

菜の花が似合うこの町で、仲間とともに生きて働くよろこび

障がいがあるために一般企業への就職が困難な人が、作業活動などを通じて仲間との交流を深め、地域社会で自立した生活ができるようにと設立されました。看板商品の「パウンドケーキ」は、元々は利用者のおやつとして作られていましたが、そのおいしさが口コミで広がって商品化。利用者が分量や手順などを徹底して作り上げるケーキは多くの市民に愛されています。受託事業では地元企業7社と契約を結び、その堅実で正確な仕事が評価を受けています。最近では地元農家から畑の提供も受けて野菜の栽培も始めました。利用者自身が働くことの喜びと責任を感じながら、地域社会に根ざした活動を続けています。